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No.39 レメラ

No.39 レメラ

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No.39:Remera

生産国:ルワンダ

エリア:ルワンダ南部県ニャマガベ

標高:1920m

品種:ブルボン

生産者:BUF Coffee(サムエル・ムヒルワ)

生産処理:フリーウォッシュド

プロファイル:グリーンアップル、ライム、チェリー


千の丘の国と呼ばれるルワンダは、非常に緑が多く、なだらかな丘陵が、地平線の向こうまで続きます。この美しい丘の国、ルワンダの、1500mから2000mの高原で、コーヒー栽培が盛んに行われております。レメラ・コーヒーウォッシングステーションは、首都キガリから3時間ほど、ルワンダの代表的なコーヒー生産地である、南部ニャマガベの、標高1920mに位置します。コーヒーチェリーは、周辺に暮らす、約3000人の小規模生産農家の手で、生産されていますが、農園の最高標高は、2200mまで達しています。レメラ・ウォッシングステーションは、数々のコーヒー加工設備を保有する、バフコーヒー社にとって、初めてのウォッシングステーションとして、2003年に設立されました。元々、コーヒー生産農家だった、エピファニーさんが、夫亡き後、コーヒー生産を引き継ぎ、7人の子供たちを育てるために、アメリカ国際開発庁、略称USAIDがサポートする、ルワンダのコーヒー生産プロジェクトに、参加したことがきっかけで、産業に関わり始めました。そこで彼女は、コーヒーの生産と品質に関して研鑽を重ね、バフコーヒーを設立。更なる品質向上を目指して、レメラ・ウォッシングステーションをつくり、ルワンダでコーヒー生産を手掛けた、ファーストレディと、呼ばれています。現在は、第一線から退き、息子のサムエル氏を中心に、3つの水洗設備を構え、7000人の農家と共に、コーヒーの生産を行うまでに、大きく成長しました。設立当初、チェリーを持ちこむ農家は、500件程度でしたが、現在3000件以上を抱えるまでに、成長を遂げたのは、ステーション周辺に、いくつかのチェリー収集所を設け、トラックで集荷する事で、運搬による農家の負担を、軽減したことも大きな要因となっています。 持ち込まれたチェリーは、一度粗選別を行った後に、タンクでフローター、水に浮かぶ虫食い豆の除去が行われます。その後、水洗工程において重さで振り分ける、比重選別がなされ、重量のあるチェリー、パーチメントが選別されます。乾燥状態が均一になるよう、ウォッシュド、ナチュラル、共にパティオの上で、撹拌・調整が事細かに行われています。レメラには降雨対策として、10段におよぶ、巨大な屋根つきアフリカンベッドが建設され、品質向上に大きく役立っています。

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