BLACK  BOX No,36-23

BLACK BOX No,36-23

No,36-23
【コーヒーの品種:SLシリーズ】
Scott Labolatoryというケニアの品種改良研究施設の頭文字に由来する名称です。
その昔、ケニアはイギリスに植民地支配されていました。20世紀初頭はさび病が世界的に流行していた頃で、どの国もコーヒーを守るために品種改良の研究に取り組んでいました。イギリスも例に漏れずケニアにコーヒー研究施設Scott Labolatoryをつくり、乾燥と病気に強い品種を生み出すため幾度も研究を重ねました。最終的には全部で42種類のサンプル苗ができあがり、頭文字+番号を品種の名前としてつけました。その中でも28と34は成功した品種として、現在もアフリカを中心に様々な地域で栽培されています。
ブルボンを元にした交配種と言われており、粒の見た目も非常によく似ています。フレーバーは腰の据わった太いボディを継承しながら、トマトのような爽やかさとカシスのような華やかな甘酸っぱさを併せ持っています。
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