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No.47 アスリ
No.47 アスリ
No.48:Asli
生産国:インドネシア
エリア:ジャワ島 バンドゥン地区 タンクバンプラフラマウンテン
標高 :1600~1800m
品種 :ティピカ
生産処理:ナチュラル
生産者:パック・ヨゼフ氏
プロファイル:ぶどう、ミルキー、アプリコット
ジャワ島の西部、バンドゥンという街から出発し、近年も噴火のあった火山地域を、オフロードジープで4時間ほど揺られた、山の奥深くに今回の農園は位置しています。アスリとは、現地の言葉で「本物の」という意味を持っています。使われている品種・ティピカは、アラビカの原種の1つで、エチオピアからイエメンに渡り、インドを経て、このジャワ島に伝わり、その後ここから持ち出された、1株のティピカ種から、現在世界中に分布する、コーヒーが派生したと言われています。今回のロットは、現地で農園を営む、パック・ヨゼフさんによる、マイクロロットとなっています。ヨゼフさんは、古くから残るティピカの木を厳選し、その特性を最大限活かした精製方法を見つけようと、日々奮闘しています。近隣の小農家にコーヒー栽培技術を指導し、生産者側での品質向上を目指し、コーヒーだけでなく、野菜や花などの農業にも携わり、オフシーズンの経済活動として、近隣の農家に指導したりもしています。また、市場平均の1.5倍の価格で買い取ることで、超完熟の優良チェリーを確保するよう努めています。そして、スラウェシ大学農学部教授と共同開発した、乳酸菌を乾燥時に噴霧して、乳酸菌発酵を促すなど、ナチュラル特有のフレーバーを、さらに向上させる試みも行っています。乳酸菌を使った発酵は、マロラティック・ファーメンテーションとも呼ばれ、高品質なワインで、よく行われている製法です。通常よりも角の取れた、まろやかな味わいになるため、ボディー感や、甘味を重要視する場合に、よく用いられる手法です。